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アメリカのズーム・ビデオ・コミュニケーションズが、プライバシー保護を怠ったなどとして同社のビデオ会議サービス「Zoom(ズーム)」のユーザーから起こされていた集団訴訟をめぐり、和解金8500万ドル(約93億円)の支払いで仮合意したのだそうです。
裁判所の承認を得られれば正式に和解が成立することとなります。
この集団訴訟では、Zoomがビデオ会議サービスのユーザー個人情報を無断でフェイスブックやグーグルなどと共有していたことや、会議へのハッカーの侵入を防ぐための十分な対策をとらなかったことなどが訴えられていて、ズームは今回の和解案では過失を認めていません。
和解金の支払いについては、Zoomの有料・無料ユーザー双方が対象となり、有料ユーザーには、加入するサービス年会費の15%の払い戻し、または最大25ドルのうち、高額な方を支払うのだそうで、無料ユーザーには最大で15ドルを支払うことになっています。
Zoomといえば、2020年、新型コロナウイルス流行に伴う自宅勤務や遠隔授業の広がりを受けて利用者が急増したのですが、20年春にハッカー被害が相次いだ際、エリック・ユアン最高経営責任者(CEO)がセキュリティー上の問題を認め謝罪していたところでした。
建設現場でアスベスト(石綿)を吸って健康被害を受けた元作業員や遺族らが賠償を求め、対応が遅れた国の責任が初めて確定した「東京訴訟」の原告団が23日、厚生労働省で田村憲久大臣と面会し、田村大臣は原告らに「おわび申し上げたい」と直接謝罪した上で、補償に向けた協議の場を作る意向を示しました。
原告らは、健康被害を受けた人を裁判を経ずに救済する「被害補償基金制度」の創設などを盛り込んだ解決要求書を提出し、田村厚労相は、解決に向けた協議の場をつくるよう事務方に指示。
原告の一人である渡辺信俊さんは、面会後の記者会見で「被害者を何人も見送ってきた。『大臣が謝罪した』と死んだ仲間に良い報告ができ、胸がいっぱいだ」と話し、弁護団の小野寺利孝団長は「国の責任を断罪する決定が、いかに大きかったかを改めて痛感した」と述べ、被害者救済のために早期に基金を作るように求めたようです。
スクウェア・エニックスの人気ゲーム「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」をノベライズした小説の主人公の名前をめぐり、争いが起きているようで、どうやらゲームを元にした映画で同じ名前を勝手に使われたとして、小説家が映画を製作した会社などに損害賠償を求めているようです。
対象となっているドラクエVは、1992年にスーパーファミコン用ソフトとして発売され、親子三代にわたる壮大なシナリオやモンスターを仲間にできるシステムが好評で、シリーズの中でも1位2位を争う人気のタイトルで、作家の久美沙織さんは、このゲームを元に小説を書き、スクウェア・エニックスから93年に出版していました。
ゲーム中では、主人公の名は、各プレーヤーが決めてプレイするのですが、小説では「リュカ」と名付けられており、「リュケイロム・エル・ケル・グランバニア」という称号も付け加えられています。
ちなみにこの「グランバニア」というのは、ゲーム内で主人公の故郷とされている地名のようで、それ以外は自ら考えた名前なのだそうです。
そして、スクエニや東宝などがドラクエVを元にした映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」を製作し、昨年8月に公開したのですが、この映画の主人公の名は「リュカ」であり、久美さん考案の称号と似た「リュカ・エル・ケル・グランバニア」という呼称も出てくるのだそうです。
問題は、作家の久美沙織さんにはこのことは知らされておらず、映画の出演者がテレビ番組で映画について語るのを聞いた際、「リュカ」の名を使っていることを初めて知ったのだそうで、スクエニ側に説明や協議を求めたが、同社側は「リュカは非常に短く、ありふれた名称で、創作性は否定される。著作物として保護されるものではない」と協議に応じなかったのだそうです。
そこで、久美さんは今月24日、スクエニや東宝などを相手取り、200万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求める訴訟を長野地裁佐久支部に起こし、訴訟費用をクラウドファンディングで集めました。
なんかこれ、きちんと説明しておけば、ここまで大きな問題とならなかったのでしょうね。
日本のカルチェラタンとも呼ばれる神田駿河台。その名を冠する当事務所は、その名の通り「依頼者のかかえる悩み・望みを一緒に解決していく」質の高い法的サービスの提供に努めております。
古今が混在する街で、常に変わらぬ姿勢で依頼者の利益を守れる事務所でありたいとの願いが事務所名には込められています。