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元弁護士の新川帆立氏が仕掛けるリーガルSF短編集

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元弁護士の新川帆立氏が仕掛けるリーガルSF短編集

ぼくらの社会には「法律」が存在する。法律によってルールが定められ、それを逸脱した人は相応に罰せられる。それが法治国家であり、だからこそぼくらは安心して生活できているのだ。

ただし、いまの社会からは想像もつかないような法律ができてしまったら、この社会の形はどのように変容してしまうのだろうか。そこにはなんの問題も生じないだろうか。

令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法

そんな思考実験を具現化したような小説が登場、それが「令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法」で、作者である新川帆立さんはデビュー作「元彼の遺言状」は大ヒットを記録していることから今回の新作にも期待が高まります。

本作は新川さんにとって初となるSF短編集となり、舞台となるのは「令和」とは異なる新時代を迎えたパラレルワールド。

作中では「礼和四年」や「冷和二十五年」など6つの世界線が描かれ、それぞれの世界で架空の法律が成立し、その架空法律が、登場人物たちの運命を尽く揺さぶっていくことになります。

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日本のカルチェラタンとも呼ばれる神田駿河台。その名を冠する当事務所は、その名の通り「依頼者のかかえる悩み・望みを一緒に解決していく」質の高い法的サービスの提供に努めております。

古今が混在する街で、常に変わらぬ姿勢で依頼者の利益を守れる事務所でありたいとの願いが事務所名には込められています。