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政治家女子48党の事務局長を務める立花孝志被告が、NHK契約者の個人情報を不正に入手し、ネットで公開すると迫った罪などに問われている裁判の上告審で、最高裁は上告を退け、一・二審の有罪判決が確定することになりました。
立花孝志被告(55)は2019年、NHK受信料の集金を委託されていた男性の端末から契約者情報を撮影し、映像を加工した上で「YouTube」に投稿、NHKに「個人情報を拡散する」と迫るなどした威力業務妨害の罪などに問われており、東京高裁は去年10月「情報を人質のようにしてNHKに要求を行い、NHKを批判するなどの自身の活動の際に悪用した」として、一審と同じ懲役2年6か月、執行猶予4年を言い渡し、立花被告側が上告していました。
2014年、福岡地裁小倉支部で、誤って法律の上限を超える刑が確定して服役した男性について、最高裁第2小法廷は、懲役1年2月とした確定判決を破棄し、懲役8月とする判決を言い渡しました。
この男性は、女性の尻を触ったとして福岡県迷惑行為防止条例違反の罪に問われており、公判では、飲酒などの影響で責任能力が減退した心神耗弱の状態だったと認定されており、本来であれば上限は懲役1年となるところなのですが、検察官はそれを超える1年6月を求刑しており、その際、裁判官も気付かずに1年2月を言い渡したのだそうです。
そして、その男性は上限よりも2カ月長く服役することになり、その後、検察側がそのミスに気付き、検事総長が最高裁に非常上告を申し立てていました。
これにより、男性は、国に対し損害賠償を請求できることになります。
また、最高検察庁は「今回の事例を真摯に受け止め同じような事例の防止に努めてまいりたい」とコメントしています。
全国8高裁長官と地裁、家裁所長が年に1度集まり、司法行政の課題などを協議する「長官所長会同」が6月23日、最高裁で始まり、寺田逸郎最高裁長官は、元暴力団組員らが裁判員に声をかけた問題について「国民に安心して裁判員裁判に参加してもらえるよう、裁判所として一層の工夫を加え、万全を期したい」と述べたのだそうです。
ただでさえ、裁判員に選ばれた人々の心労が絶えないというのに、暴力団からの威圧があっては、まともな判断はできませんよね。
できれば、具体的な措置を早急に考えだしてもらいたいものです。
また、違法性を認めて関係者に謝罪したハンセン病特別法廷について「憲法的秩序を支える柱でありながら、期待に反したことについて深い反省に立ち、方策を検討、実行しなければならない」と述べたのだそうです。
日本のカルチェラタンとも呼ばれる神田駿河台。その名を冠する当事務所は、その名の通り「依頼者のかかえる悩み・望みを一緒に解決していく」質の高い法的サービスの提供に努めております。
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